ABOUT US はなひよ工房について


MESSAGE 米粉パンに込めた想い

対談|私たちが米粉パンを作る理由
姉(あやぞう):
米粉パンを作り始めたのは、2022年に母を亡くしたことがきっかけだったんです。
パンやお菓子が大好きだった母が、終末期になると小麦のものを食べると体調を崩すことが多くて。
それでも「食べたい」って言ってた姿が、今でも忘れられません。
妹(まゆりん):
ほんとそうだったよね。黄疸が出たり浮腫んだりしても、「食べたい」って言い続けてた。
私も看病してて、食べさせてあげたい気持ちと、また悪くなったらどうしようって気持ちの間でずっと揺れてたよ。
姉:
私は母にきついことも言っちゃって、今でも後悔してる。
でもあるとき、グルテンフリーのお菓子を食べても容態が悪くならなくて、
「じゃあパンも食べさせてあげたい」って思って、ねえちゃんが米粉パンを作り始めたんだよね。
妹:
そうだったね。最初は一人でめっちゃ研究してたよね。
岩みたいなパンとか、餅みたいなパンとか焼いてたじゃん(笑)
姉:
うん(笑)ようやく食べてもらえそうなパンが焼けるようになってきたくらいにお母さん旅立っちゃったんだよね。
そこからしばらくは、作る気力がなくなっちゃってたなあ。
妹:
でも、また作り始めたのって、娘ちゃんの友達がアレルギーだったのがきっかけだったよね?
姉:
そう。みんなで同じものを食べられるって、やっぱりすごく嬉しいことなんだなって思った。
子どもたちが「おいしいね」って笑ってくれて、
「初めてパンを食べさせてあげられた」って言ってくれたママ友の言葉もすごく心に残ってる。
妹:
あれ聞いて、私もすごく胸が熱くなった。
うちの子もアレルギーがあるから「ねえちゃんがパン作れててよかった…!」って何度も思ったよ。
姉:
ありがとう!!
でも、あのとき「一緒にやるよ」って言ってくれてほんとに嬉しかった。
妹:
だって、ねえちゃんが本気なの伝わってきたし、
このパンって、ただの代替品じゃなくて、誰かの希望になれるって思ったからさ。
姉:
そう言ってもらえるとほんと心強い。
いろんな人がいるけど、「食べることをあきらめてほしくない」っていう気持ちはずっと変わらない。
妹:「やさしい気持ち」でうちのパンを選んでくれる人がいるのは、ほんとに嬉しいよね。
姉:
うん。みんなで同じパンを囲んで、「おいしいね」って言い合える時間があるって、やっぱりすごく幸せなことだなって思う。
だからこれからも、私たちらしく、心を込めて焼き続けていきたいね。
米粉パンを作り始めたのは、2022年に母を亡くしたことがきっかけだったんです。
パンやお菓子が大好きだった母が、終末期になると小麦のものを食べると体調を崩すことが多くて。
それでも「食べたい」って言ってた姿が、今でも忘れられません。
妹(まゆりん):
ほんとそうだったよね。黄疸が出たり浮腫んだりしても、「食べたい」って言い続けてた。
私も看病してて、食べさせてあげたい気持ちと、また悪くなったらどうしようって気持ちの間でずっと揺れてたよ。
姉:
私は母にきついことも言っちゃって、今でも後悔してる。
でもあるとき、グルテンフリーのお菓子を食べても容態が悪くならなくて、
「じゃあパンも食べさせてあげたい」って思って、ねえちゃんが米粉パンを作り始めたんだよね。
妹:
そうだったね。最初は一人でめっちゃ研究してたよね。
岩みたいなパンとか、餅みたいなパンとか焼いてたじゃん(笑)
姉:
うん(笑)ようやく食べてもらえそうなパンが焼けるようになってきたくらいにお母さん旅立っちゃったんだよね。
そこからしばらくは、作る気力がなくなっちゃってたなあ。
妹:
でも、また作り始めたのって、娘ちゃんの友達がアレルギーだったのがきっかけだったよね?
姉:
そう。みんなで同じものを食べられるって、やっぱりすごく嬉しいことなんだなって思った。
子どもたちが「おいしいね」って笑ってくれて、
「初めてパンを食べさせてあげられた」って言ってくれたママ友の言葉もすごく心に残ってる。
妹:
あれ聞いて、私もすごく胸が熱くなった。
うちの子もアレルギーがあるから「ねえちゃんがパン作れててよかった…!」って何度も思ったよ。
姉:
ありがとう!!
でも、あのとき「一緒にやるよ」って言ってくれてほんとに嬉しかった。
妹:
だって、ねえちゃんが本気なの伝わってきたし、
このパンって、ただの代替品じゃなくて、誰かの希望になれるって思ったからさ。
姉:
そう言ってもらえるとほんと心強い。
いろんな人がいるけど、「食べることをあきらめてほしくない」っていう気持ちはずっと変わらない。
妹:「やさしい気持ち」でうちのパンを選んでくれる人がいるのは、ほんとに嬉しいよね。
姉:
うん。みんなで同じパンを囲んで、「おいしいね」って言い合える時間があるって、やっぱりすごく幸せなことだなって思う。
だからこれからも、私たちらしく、心を込めて焼き続けていきたいね。
WAY OF MAKING こだわりの素材と製法

「食べることは、生きること。そして、愛情を伝える手段でもあると思うんです。
私たちが米粉パンを焼くのは、ただ「おいしいパンを届けたい」からだけではありません。
食べることに制限がある人も、アレルギーや体調が気になる人も、
そして「大切な人に、やさしいものを食べさせたい」と思うすべての人に、
安心して、しっかりと満足できるパンを届けたい――そんな想いが根っこにあります。
米粉パンというと、“小麦の代替品”というイメージを持たれるかもしれません。
でも、私たちはそうは思っていません。
国産の「ミズホチカラ」、酒種酵母、無添加の素材を使って、
時間をかけてじっくり焼き上げた米粉パンは、やさしさだけでなく、
「これ、ほんとにグルテンフリー?」と驚かれるようなおいしさと満足感があります。
もちろん、小麦を悪いものだとは思っていません。
私自身も、小麦のパンを食べることもあります。
でも、グルテンフリーのパンを取り入れることで、
「なんだか調子がいいな」「食後が軽いかも」
そんな小さな変化を感じる方がいるのも、事実です。
選ぶ理由は、「やさしくありたいから」でもいい。
週に一度でも、自分や誰かのために選ぶパンとして、
私たちの米粉パンが選ばれたら、こんなにうれしいことはありません。
このパンを通して生まれる、やさしい時間や「おいしいね」の笑顔が、
あなたの手から、また別の誰かへと繋がっていく。
そんな“愛情のバトン”が広がっていくことを願って、
今日も心を込めて、ひとつひとつパンを焼いています。
食べることに制限がある人も、アレルギーや体調が気になる人も、
そして「大切な人に、やさしいものを食べさせたい」と思うすべての人に、
安心して、しっかりと満足できるパンを届けたい――そんな想いが根っこにあります。
米粉パンというと、“小麦の代替品”というイメージを持たれるかもしれません。
でも、私たちはそうは思っていません。
国産の「ミズホチカラ」、酒種酵母、無添加の素材を使って、
時間をかけてじっくり焼き上げた米粉パンは、やさしさだけでなく、
「これ、ほんとにグルテンフリー?」と驚かれるようなおいしさと満足感があります。
もちろん、小麦を悪いものだとは思っていません。
私自身も、小麦のパンを食べることもあります。
でも、グルテンフリーのパンを取り入れることで、
「なんだか調子がいいな」「食後が軽いかも」
そんな小さな変化を感じる方がいるのも、事実です。
選ぶ理由は、「やさしくありたいから」でもいい。
週に一度でも、自分や誰かのために選ぶパンとして、
私たちの米粉パンが選ばれたら、こんなにうれしいことはありません。
このパンを通して生まれる、やさしい時間や「おいしいね」の笑顔が、
あなたの手から、また別の誰かへと繋がっていく。
そんな“愛情のバトン”が広がっていくことを願って、
今日も心を込めて、ひとつひとつパンを焼いています。
MEDIA メディア情報
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Living埼玉
2025.2.15地域のお店を特集する『LIVING 埼玉』のWebコンテンツにて紹介されました!自慢の米粉パンのほか、砂糖不使用のグラノーラをご紹介いただきました。グルテンフリーの米粉パンならではの魅力を取り上げていただき、多くの方に知っていただくきっかけになったと感じています。
SHOP 店舗情報
- 店名
- はなひよ工房
- 住所
- 〒330-0074
埼玉県さいたま市浦和区北浦和3-13-12 - 代表者名
- 八木 彩の
- お電話
- 070-9056-0524
- メールアドレス
- hana.hiyo.kobo@gmail.com
- 定休日
- 土日祝